除隊 / 音楽と記憶
BTSの情報を見まくっているせいで提供されるニュースが韓国関連のものばかりになってしまい、たまたま今年の4月にホンギが除隊で帰ってきたという情報を見た。
ちょうど10年前に「美男ですね」にどハマりし、そこからジェルミ役のホンギ経由でFTISLANDに転がり込んだんだけど、1年もせずにニコニコ動画のほうにジャンル移動しちゃったのでそこからはほとんど情報を追ってなかった。兵役に行ったタイミングすら知らなかったんだが、たまたま最近除隊したのを知ったので少し調べてみようと思ったらファンミの案内の記事に辿り着いた。
YouTubeで映像が出ているということで見てみたんだけど、
【FTISLAND】LEE HONG GI 1st JAPAN ONLINE FANMEETING "He's Back" Special Movie
いや、ごめん、もう除隊されて帰ってきてるのに入隊前最後と思われるライブの映像辺りからつらすぎて泣いてる…。
1分の動画で泣くと思わなかった。
あのさ。
わたしBTSの入隊にメンタル耐えられないんじゃないの?精神崩壊するの?
どうしたらいい!?
ナムジュンの入隊のときどうしたらいい?????
自分の依存度に絶望してる。
BTSのCDを集めたいから今持ってるCDの整理をしてて、FTISLANDのCDたくさん持ってるから全部手放そうと思ってたけど、韓国版のベストアルバムと3rdミニアルバムは手に取ったら無理だった、好きすぎて。
今はそのアーティストが好きじゃなくなってても、音楽自体を嫌いになることってないよね。
音楽聴くとよく聴いていた時の記憶が呼び起こされる。
FTISLANDのI Hope聴くと大学に入学したばっかりで田んぼ道を自転車で爆速走行しながら通ってたこととか、リフォーム前の祖母の家のこととかを思い出してセンチメンタルな気持ちになるし、ぐるたみん聴くとETAや応援していたその当時お付き合いしていた人のこと思い出してしまうよ。
Gero聴くとダブルワークしてて夜中にバイト先から車で帰っていた時のことを思い出すな。
いつか「BTS聴いてたなー」って思う日が来るかもしれないと考えるだけで切ない気持ちが溢れてくるが、そのときは一体何を思い出すんだろうか。
このブログについて
いや、ナムジュンの記事の前にこっちだろ!!!!!と自分でも思ったが、それがわたしという人間だと思うのでそのまま突っ走っていこうと思う。
まずブログのタイトル「Ah get a Heart」はナムジュンの作業部屋の命名由来を真似て、長年わたしと苦楽を共にしてきたハンドルネームを英語と掛け合わせてみたのだが、英語は中学生の頃からずっと苦手なので実際はどういう意味になるのかなんてあまり深くは考えていない。でも何となく今の自分に合った言葉になったので満足している。
ハンドルネームも元々は好きなマンガに出てくるキャラクターから連想しただけの何の意味もないものを惰性でずっと使い続けていて、自分と何の関連性も意味もないので「そろそろ変えるかなぁ」と思い始めてかれこれ5年くらい経つので一周回って最近は愛着が湧いてきている。
ブログを始めたきっかけは最初の記事で簡単に述べたのだが、もう少し詳しく残しておきたいと思ったので陳述しておく。
昔から誰かのブログを読むのが好きだった。カテゴリがガチガチに固まったものよりも日記まじりのような、その人の日常やキャラクターが垣間見えるようなブログが好きで、そういったブログをネットの海を航海しながら探して、ひっそりと読むのが好きだ。
わたしが最近特に好きなブログがある。
『楽園(le paradis)』で連載をされているpanpanya先生のブログなのだが、まずブログデザインが好きだし、日常のとりとめのない出来事の陳述から垣間見える先生の思考回路がすごくおもしろくて、何より「ザ・panpanya!!!」を全体から感じるのがとてもうらやましい。
panpanya先生のブログとは別にもう一つ、たまたまネットサーフィンで出会ったナムペンさんの日常ブログを愛読しているんだけど、その方のブログが絶妙に日常と個人の思想とBTSが融合していて、すごくわたしの好きなタイプのブログなんだよね。最近すごく興味深い記事があったので初めてコメントを残したのだが、コメントを返してくださった上に記事に取り上げて話を広げていただいてしまい、恐縮だがとてもとても嬉しかった。
上記の2つのブログに共通するのは中の人の日常や思想が垣間見えることなのだが、わたしも自分の頭の中をさらけ出して自分の色を出せる場が欲しいなと最近思うようになった。
そういえば長年のフォロワーさんも昨年noteを始めたんだけど、これも結構思想を放出してて好き。やっぱり人が何を考えているのかってTwitterのような短い文章のSNSでは分かりにくいなと改めて感じる。多分少し長い文章が好きなんだわたしは。
Twitterを始めてからモバスペのブログから離れ、好き勝手に思いの丈を放出していたのだが、ここ数年で何となくTwitterの居心地の悪さ?気軽さの欠如?のようなものを感じていて、まとまった考えをすっと出せる場がなくなってしまったのを残念に思っていた。当たり障りのないことしか発信できなくて不完全燃焼みたいな。それでブログならTwitterのタイムラインみたいに人の目に強制的にねじ込むこともないし、どれだけ長い文書いても制限ないし、多少は好き勝手できるかなーと思い始めてはいたが、極度の面倒くさがりなので新しく開設するのも腰が重かった。
自分でも何か発信したいなーと思いつつ、ナムジュンの魅力について語っているファンブログを探しては読み、いい気分を味わうのを娯楽にしていたのだが、他メンバー推しのナムジュン紹介の記事はたくさんあるが、ナムペンさんのブログがなかなかない。なっかなか出会わない。
よし、わたしが頭数増やすわ!!!!!
ブログ前からやりたかったし!!!!!
モバスペ消えたしな!!!!!
それで勢いがつきこのブログは開設されたのだけど、ほぼ自分用日記なので気軽に続けられたらいいなと思っている。アウトプットの場ができて嬉しい。わーい!
ナムジュンという存在
なぜ、キム・ナムジュンにこんなに夢中になっているのか。
キム・ナムジュン。BTSのリーダーRM。彼についての今の気持ちを忘れる前に残しておきたい。
そもそも現在BTSに夢中なのは、別ジャンルがきっかけで仲良くなった長い付き合いのフォロワーさんが2020年末頃に唐突にBTS沼にドボンしていたことに起因する。「この方が三次元の推しについてこんなに明確に言及するなんて珍しいな、でも確かにグクはカッコいいの知ってる、見たことある」と思い、たまたま時間があったので「最近の彼らはどんな感じなのか見てみるかぁ」と軽率にYouTubeで検索。一番上に出てきた「Dynamite」を再生。
「え?この緑スーツさん本当に韓国人ですか?????」
こうしてうっかりぽっかりV(キム・テヒョン)の魅力に取り憑かれてしまったのである。
そう、最初はナムジュン推しではなかった。最初からナムジュン推しの人には申し訳ないのだが、最初はほぼテヒョンさんしか見ておりませんでした。とにかく最初の1ヶ月ほどはテヒョンの全身から溢れ出る表現力にただただ魅了される日々だった。ステージの上ではスマートでクールな印象なのに、バラエティでは料理がほぼ全くと言っていいほどできない、何をしでかすのか分からない不思議ちゃんというギャップがとても愛おしくて、日に日に推しを思う気持ちは膨らむばかりであった。
もちろんテヒョン推しではあったものの、RUN!BTSなどを見て彼らのキャラクターが少しずつわかってきて「みんな好きすぎて選べませぇん!」という気持ちも芽生えていた。それでもおそらくほぼ目はテヒョンを追っていたと思う。それはあとから思い知ったのだが。
最初にナムジュンの魅力に気づいたのはアメリカのビッグなYouTuber、The Late Late Show with James Cordenの「BTS Carpool Karaoke」を見たとき。
え?ちょっと待って通訳いなくない?
え?ナムジュンさん英語ペラなの!?!?
はい、すぐに「ナムジュン 英語」でググる。そこでTOEIC900点超えの実力の持ち主と知り驚愕。というか中学の時点ですでに800点到達していたそうだ。何?格が違うんですけど…。
正直この動画を見るまで、それまでにちょこちょこ見かけた「IQ148」というプロフィールは信じていなかった。料理でポンコツ発揮するナムジュン見てゲラゲラ笑っていたからどうしても結びつかなくて。でもさすがに頭の違いを見せつけられた感があった。そして「この子、今まで見てきたアイドルとなんか違うぞ?」と。
しびれた。いいじゃんナムジュン。
そして彼らを好きになって1ヶ月ほど経った頃、TVの有料チャンネルでちょくちょくBTSのライブ映像やドキュメンタリー、インタビューなどが配信されているというのを知ったため、見てみることにした。これがナムジュン推しへの道に王手をかける。
最初に見たのは確か「MAGIC SHOP」の独占インタビュー番組。そこでナムジュンがアメリカ公演で放ったという言葉が取り上げられていたのだが、それがわたしの心にぶっ刺さった。
Please,please use me,
please use BTS to love yourself.
「僕とBTSを自分を愛する理由にしてください」
ぶっ刺さった。
当時の気持ちをそのまま述べるので気分を害される方がいらっしゃったら大変申し訳ないが、正直「もうアラサーなのによー、結婚もせずにアイドルに夢中になって生活の中心がアイドルになってるこの状況、わたし大丈夫か???」という気持ちがあり、「好きな気持ちは止められないけれど、このまま好きを謳歌していいのだろうか?」という葛藤があった(葛藤があったにしてもだいぶすごい勢いで夢中だったと思うけど)。
そこでこの言葉が脳天を貫いた。
「BTSを好きな自分を好きになる」とはどういうことだろうか?
そのインタビューではエンディングメッセージの一部しか取り上げられなかったため、そのメッセージを知ったあとすぐにナムジュンが残した言葉をインターネットでたくさん検索して追いナムジュンした。ナムジュンの魅力について丁寧にまとめてくれていたり、彼推しになったきっかけを丁寧に記事にしてくれているファンの方がたくさんいらっしゃって、「あぁ、テヒョンを推しているはずなんだけど、ナムジュンいいじゃん、ナムジュン…。」という気持ちが芽生え始めた。
というか、もうこの時点で落ちてるよね?ナムに。
そして最終的にそのエンディングメッセージの登場するアメリカニューヨークのCiti Field公演を見て完全に見事にナムジュンに落ちました。そのときのメッセージは苦手な英語を頑張って自分で聞いてメモに残し、日本語字幕もメモに残し、大事に取ってある。
その付近を境にカメラロールの中身がテヒョンから唐突にナムジュンになるんだが自分の掌の返しように笑いが出るな。
完全に余談だが、BTS WORLDのわたしのアカウントはめちゃくちゃナムジュンが出るのでテヒョン推しの頃は「まーたナムかい!そろそろテヒョンさん来ていただけないでしょうか???」と思っていたが、今や最高のアカウントに格上げになったのでめちゃくちゃ満足です。ありがとうnetmarbleさん。わたしがナムペンになることを先読みしてくれてたんだね?
こんな感じでナムジュンがわたしの最愛メンバーとなった。そしてそれと同時にBTSを好きな自分を好きでいるために何かアクションを起こすと決意した。それがきっかけで、今まで何年も後回しにしてきたものが突如スムーズに進み始めていて、自分でもかなり驚いている。ありがとう、キム・ナムジュン。
はじめまして
高校生のときに作って細々と更新していたブログが消滅した。
そう、モバスペのサービス終了によって。
正直半年に1回開けばいいほうみたいな更新頻度だったし、おそらく誰も読んでいないし、読書したあとに一行だけの感想を更新していたりする、あんまり中身があるとは言えない薄っぺらい日記だったのだが、薄いなりにかれこれ10年以上もその当時に思ったことや感じたことを書き溜めてきたのでそれが一気に消滅したとなるとなかなか喪失感がある。
というわけで、軽率にはてなブログを始める。
そもそものきっかけは上で述べたが、ずっと後回しにしていたのにこのタイミングで始めたのには訳がある。
簡単に言うと「BTSに夢中になっている」ことが大きなきっかけだ。
BTSに影響されて思ったことや考えたことをまとめる場所が欲しくて軽率に唐突にブログを開設した。
長かったり短かったりすると思うし、BTS何も関係ない記事も書きたいし、とにかく当面の目標は長く続けること。楽観的にゆるゆるスタートする。